ブラック企業で学んだ事

恥ずかしながら、転職に失敗して、いわゆる「ブラック企業」に入ってしまいました。(現在は退職済)

「ブラック企業」とは、一言でいえば「労働基準法(以下、労基法)を守らない会社」でしょう。

…いや、労基法を100%守っている会社は存在せず、グレーというのが大多数の企業の実態ではないかと思いますが、グレーどころか、明らかに守る気がない(破ることに何のペナルティも負わない)会社の事です。

とにかく酷い目にあったので、まずは教訓だけを箇条書きでザックリと書きます。

  • 労基法をドヤ顔で破る会社で働いてはいけない
  • 労基法を守るかどうかは経営者の良心に委ねられている
  • 経営者が労基法を守らなかった場合、労基法は労働者を守ってはくれない
  • 「労基法違反だ!」と思ったら労働基準監督署に相談しよう
  • 「労基法違反」の証拠を揃えれば労働基準監督署に相談ではなく、「申告」できる
  • ただし、タイムカードを用意しなかったり(残業代を払わない為)、給与明細を労働者に渡さなかったり、解雇も書類ではなく口頭で行ったりと、真のブラック企業は証拠を残さないように労基法違反をする
  • 会社都合の不当解雇であっても、労働者の自主退職として片づける。(従業員を解雇してしまうと、国からの補助金が出なくなってしまう為)
  • ブラック企業と戦うにはボイスレコーダーを用意するなど、入念に自衛・対策を練って証拠を集める必要がある
  • ブラック企業は残業代を払わないだけでなく、些細な事で「ペナルティ」として減給する
  • 長年続いている会社が良い会社とは限らない
  • 規模が小さすぎてネットに評判のない会社には気を付けよう(全てがブラックとは限らないと思いますが、この会社の場合、転職会議等、企業の評判が分かるサイトに登録自体がなかった)
  • 面接したその場で内定が出るなど、カンタンに入れる会社は、カンタンに従業員を切り捨てる(雇用形態に関わらず)
  • その会社がブラックかどうかは、外からは意外と分かり辛い

…まだ他にも思い出したら別記事で書くかもしれません(^^;)

残業代が出ていなかったので「払って下さい」と社長に言ったらその場で「解雇」を言い渡されました。

「週40時間以上超えて従業員を働かせる場合、残業代を払わないといけないと法律で決まっているんですけど」と言ったら「頼んでねーし」だの、「ウチは認めていません」だの、「じゃあ法律に言ってください」だの、ワケの分からない理屈のオンパレード。

私は定時で帰りたかったのに、社長や周りの他の従業員から「今日中」と頼まれたから残業したのに。それを「頼んでねーし」の一言で片づけるとはクレイジーとしか言いようがありません。

タイムカードはないけど、日々の時間を記録したメモはあるので、それが証拠だと言ったら「そんなのいくらでも改ざんできる(だから、証拠にはならない)」とのたまいました。

雇用契約書には残業有りと書かれています。

要するに「残業はあるし、労基法違反だけど、うちは証拠を残さないようにしてるから残業代は払わないよ」という事です。(なお、本来はタイムカードなど、従業員が働いた時間が管理できるものを用意することを義務づけられているそうです。ここも労基法違反)

ただ、「タイムカードがなく、従業員の勤怠管理メモが証拠として認められた」ケースもあるようなので、戦うのも一つの手だと思います。参考URL:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1811/24/news004.html

これに限らず、都合の悪いことは「知らない」や「うちは認めていない」の一言で片づける。これで20年も続いているから驚きます。

一旦、労働基準監督署には相談しましたが、「未払いの残業代を申請するには給与明細が必要」と言われましたが、給与明細…送られて来ません。その事も相談しましたが「給与明細を送ってと企業に労基署から言う事はできるが強制力はない」との事で、全く意味がありません(法的な強制力がない以上、絶対に放置される事が目に見えている)

不当解雇の問題もあるのですが、そんな会社こっちから願い下げなので、そこを理由に戦うかどうかも複雑な心境です。(まぁ、これも証拠を用意するのに手間がかかる上に、「慰謝料が出るかどうかはお約束できない」と言われてしまいました)

それこそブラック企業の思う壺かもしれませんが、今はもうクソ社長とこれ以上関わりたくない思いの方が強いです。

なお、ちゃんとした証拠が揃っている人は労基署に「申告」(相談ではなく「申告」です)をした方がいいと思います。

まとめ

ブラック企業で働いても、自分のためにも社会のためにもなりません。

…とはいえ、在職中に「この会社辛い」と周囲に相談しても「そんな事で悩んでるの?」だの、「そんな会社どこにだってあるよ」と言われてしまったり、ブラック企業かどうかは外からは意外と分かり辛いし、他者は理解してくれないかもしれません。(勿論、理解・共感してくれた人たちもいましたが。それだけ日本にはブラック企業が多いという事なのかもしれません)

自分にとって「ブラックだ!」と感じたら早々に見切りをつけて次に進むことも大事だと思いました。

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ブラック企業で学んだ事” に対して 2 件のコメントがあります

  1. イクリプス より:

    なんという畜生にも劣る会社だ!
    そんな絵に描いたようなブラック企業に入ってしまうとは・・・災難でしたね・・・

    わざわざ戦いを起こさないのは正解だと思います
    そこまでのブラック企業につける薬など絶対にありませんから
    確実に無駄手間になってしまいますね
    そんな会社にはもう構わずきっぱりおさらばしてしまうべきです

    どのような劣悪な環境に対しても
    「そんなものどこにでもある」は決まり文句のようなものですが
    何故だか「ここがおかしいから修正するべきだ」ではなく
    「ここがおかしいから自分もおかしくなろう」みたいな考え方が不思議とまかり通ってしまうんでしょうね
    そんな事じゃ、いつまでも良い方には変わらないのに・・・

    いきなり世の中の意識を変える事は難しくても、まず自分自身の意識をコントロールする事はできます
    せめて自分は、おかしい事には黙って従う事はないように心掛けていきたいと思います

    1. 秋之ルイ より:

      イクリプスさん。
      こんにちは、いつも応援ありがとうございますm(__)m
      本当に災難でした…。関わってしまった事自体が運の尽きというか、人生の汚点です。

      「そんなのどこにでもある」発言をした人も、不当解雇にあった話を聞いてようやくあの会社のヤバさを理解したようです。

      今後はこんな事にならないよう、気をつけたいと思います(><)

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