私的微妙アニメ「パリピ孔明」

Amazonプライム等で配信中のこのアニメ、微妙である。

パリピ孔明の画像

画像引用元:amazon.co.jp

「パリピ孔明」は「三国志」の時代に活躍した諸葛孔明が現代日本に転生し、持ち前の知識を活用して歌姫の卵である英子をプロデュースしていく、というお話。原作はヤングマガジンで連載中の漫画だそう。

「歴史上の偉人である諸葛亮孔明が現代に蘇って日本人を良い方に導く」という発想は面白いのだが、ヒロインの英子が最初から「知名度がないだけで人を惹きつけるだけの歌唱力の持ち主」であることもあり、トントン拍子で話が進んで行くのはいまひとつ面白くない。孔明は三国志の時代に駆使した「兵法」とやらを応用して英子の後押しをするのだが、三国志にあまり詳しくない私には小難しい理屈を言われても何がなんだかよく分からないし「勝ち組と勝ち組がタッグを組んだらそりゃ勝つでしょ…」という雑な感想しか浮かんでこない(^_^;)。ぶっちゃけ英子に才能があるのなら、彼女を導くのは孔明でなくても良かったと思う。

しかしそんな事より一番残念なのは、「英子が今まさに歌う」という見せ場のシーンで英子の絵が全然動かないことだ。セリフでは「気持ちイー!」とノリノリなのだがいかんせん、絵が全く動かないので見ているこっちは爽快感皆無である。見せ場のシーンなのだからもっと英子を動かしてあげなよ…。

脚本も大事だけど、やっぱりアニメは「動く絵」で魅せないとカタルシスを感じにくい媒体なのだと痛感した。

私は普段あまり「この作品の予算はいくらだ?」というような事は考えないのだが、本作は見せ場で止め絵を使用するあたり「低予算なんだろうな…」という事がダイレクトに伝わって来てしまい悲しい。

そんなワケで私には微妙な感じの「パリピ孔明」だが、Amazonレビューなどを見ると割りと好評なので「三国志が好きな人」「諸葛亮孔明を現代日本という舞台で身近に感じたい人」にとっては面白い作品なのかもしれない。

未視聴の方は試しに見てみてはいかがだろうか?

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※Amazonプライム対象作品は定期的に入れ替わります。2022年5月現在は「パリピ孔明」はプライム対象作品ですが、以降、本作が対象作品か否か、必ずご自身の目でご確認ください。

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私的微妙アニメ「パリピ孔明」” に対して 2 件のコメントがあります

  1. イクリプス より:

    なんか、某ブログのモノマネをしてませんか?(笑)

    1. 秋之ルイ より:

      イクリプスさん

      ご無沙汰しております。返信遅くなってすみません💦
      ご指摘の通り、某ブログのマネです(笑)

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