大福丸が膀胱炎になった話

大福丸

※お食事中の方はこの記事を読まない事をおすすめします。

6月から真夏の様な猛暑で、部屋に冷房を入れて過ごしていました。

…結果、私は熱中症を免れたものの大福丸が猫風邪になって目が真っ赤になってしまったので、日曜日に獣医に連れて行きました。

獣医さんからも「猫風邪ですね」と診断され、目薬を貰って帰宅。

獣医に連れて行かれたのが余程嫌だったのか、帰宅後私を見て「シャー!」と威嚇しました(^_^;)

…ここまではまぁ良かったのですが、システムトイレのシーツを見ると、木曜日からおしっこをした形跡がほとんどなく、「何故だろう? 暑いからかな?」と思っていたらその日の夜、私の布団の足元が濡れている事に気づきました。

「まさか!」

と思って鼻を近づけると強烈なニオイが!

今までも度々ウンコの粗相はしていた大福丸ですが、おしっこをトイレ以外でしてしまったのは飼いはじめて以来これで二度目。最初の一回はまだトイレを覚える前だったので実質これが始めてです。

獣医に連れて行ったり嫌いな目薬を注した事に対する嫌がらせかと思った私は「なんでこういう事するの!?」と大福丸を叱ってしまいました。

…がこれがいけなかったというか、火に油を注ぐ結果に。

翌朝、猫の排尿に汚染された寝具のうち、シーツや毛布など洗えるものは洗濯機で洗い、布団は応急処置として塗れてしまった部分だけを手洗いしました。

「もうこんな事しちゃ駄目だからね」と大福丸に言いに行ったら彼は昨夜私に叱られた事がショックだったのか、押入れに隠れようとし、ついでにその時またおしっこを漏らしてしまいました。

大福丸の機嫌をとって信頼関係を回復しなければと思った私は、その後押入れから出てきた大福丸のお尻をトントンと軽く叩きましたがまた排尿。

猫用テントの中に入っている時に大福丸の鼻に人差し指を差し出し、ニオイを嗅がせて安心させようとしたらテントで排尿。

その晩、洗った毛布を布団代わりにして寝ようとしたら、寄ってきて、私の頭の左右に排尿。

応急処置として猫のおしっこ用消臭スプレーを毛布にかけるも焼け石に水。

あまりの臭さにその部屋では眠れず、大福丸をその部屋に閉じ込めて自分は他の部屋で寝ることにしました。

翌朝、部屋に戻るとトイレの前の床に排尿していたので片付けました。

大福丸はもう私に寄って来るようになったので「機嫌が悪いから粗相しているというワケではなさそだな。もしかして病気なのかも…」と思い、おととい連れて行ったばかりの獣医に再度連れて行くことに。

元々臆病な性格でネットに入れて捕まえると「この世の終わり」と言わんばかりに「わ~お! わ~お‼」鳴き叫ぶ大福丸ですが、今回は「この世の終わり限界突破MAX」みたいな声で「ンわぁーお! ンワァーオ‼‼」と鳴いていました。

…それもそのはずで、ネットに入れた時にやっぱりおしっこを漏らしたのでネットもおしっこで濡れ、それが身体にピッタリとくっついているのだから普段より不快さは10割増しだった事でしょう(^^;)

朝一で獣医に駆け込み、先生に上記の旨(ちまちまとあちこちにおしっこを漏らす)ことを伝えると返って来た診断は

「典型的な突発性膀胱炎ですね」

との事。やはり病気だったみたいです。先生も「病気だから悪気があっておしっこを漏らしているわけではないですよー」と大福丸をフォロー。

その名の通り「突発性」なので原因は分からないけどある日突然発症するとの事。「あちこちおしっこを漏らされると困るのでマナーウェアを付けた方がいいですか?」と相談すると「普段マナーウェアをしていない子がそれを付けるとストレスになるからやめた方がいい」「行動を制限するしかないのでケージがあるのであればそこに入れて対策するのが良い」との事でした。

あいにくケージは無いので私の部屋に閉じ込めることに。

注射を打ってもらい、飲み薬も貰い、大分改善して来たと思ったのですが今朝また掛け布団はおしっこ臭くなってしまったのでまた漏らしてしまったようです(T_T)

とりあえお布団は業者さんにクリーニングに出して、防水カバーを買って対策する事に。

これでまた大福丸が膀胱炎になっても最悪の事態(布団が汚れる)は防げる…はずです。

なお、布団クリーニングは汚物が付いたものNGなところもありますが、OKなところにちゃんと依頼しましたよっと。

今までも獣医に連れて行ったり目薬を点したりしたことはあったもののおしっこを漏らすことはありませんでした。膀胱炎になってしまったのは7歳になってシニアの仲間入りをしたからというものあるんだろうーなと思います。

教訓

  • 粗相した猫を叱ることは逆効果なのでやめた方が良い
  • 布団には防水シーツを掛けて対策する
  • マナーウェアを付けることは猫にとってストレスになるのでやめた方が良い
  • 膀胱炎になった時、部屋を汚さない対策はケージに入れること
  • 汚れてしまったお布団は自分で洗うのは厳しいので業者に頼んだ方が無難
  • 異常があった場合はやはり獣医に連れて行くのが一番

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