さらざんまい第10話感想
うつです。
誰か明るい話題か、ハッチャケたギャグ話をくれ…orz
玲央・真武の真実と悲恋
今回は玲央と真武がメインで、「ついに彼らの真実が明かされる…!」という話でしたね。
しょっぱなから「玲央達の正体が実はカッパ」だと明かされました。
ええ、カッパだったの⁇(^^;)
つまり擬人化? ケッピの臣下だったというのが意外でした。
希望の皿を巡ってカワウソ帝国のアジトへ出向く玲央と一稀たち。
真武に「またあの歌を歌おうケロ」と呼びかけるケッピ。「あの歌って何だ?」とか思っていたらまさかの…。
前回の印象では「玲央がカパゾンビ化するのか?」と思いましたが、カパゾンビ化したのは玲央ではなく、真武の方。
これだけでも驚きですが、更に驚くべきは、ケッピに尻こだまを抜いてもらってカッパになる玲央(ええ~^^;)
そして玲央・真武のデュエットによる「さらざんまいのうた」
ケッピの言っていた「あの歌」とはコレの事だったんですね(笑)
一体誰が、マブゾンビに向かっていくカッパ玲央を予想できたでしょうか。
真武の尻こだまを抜いて「さらざんまい」で明かされる真実!(さらざんまいには「皿3枚」という意味もあったがはずですが、今回は2枚しか無いですね^^;)
玲央が真武を否定し続けていたのは「私は玲央が嫌いです」という彼の言葉を聞いてしまったから。
しかしそれは、機械の心臓になった後、「玲央に会うため」の条件としてカワウソに無理矢理言わされていた言葉だったと判明。
玲央に愛を伝えたら、真武の機械の心臓は破裂して彼は死んでしまう。
「玲央との繋がり」を捨ててまで、玲央の側にいてくれた真武。
そんな真武のことを理解せず、ずっと否定し続けて来た玲央。彼は、「真武の事を分かっていなかった」のは自分の方だったと気づきます。
生き返った代償に愛を伝えられない真武を「人魚姫」と言っている方が何人かいらっしゃいましたが、もしかしたら本当に彼のモデルは人魚姫なのかもしれませんね。
しかし真武は玲央に真実を伝えることを諦めず、最後は自分の命を懸けて玲央に愛を伝えました。
その瞬間、機械の心臓が破裂して死亡してしまう真武。
玲央は怒り、嘆き、悲しみ、浅草の町を拳銃で破壊しまくります。
しかし一稀から希望の皿を奪おうとした直後、真武の存在が消滅してしまい、自分が誰のために、何故悲しんでいたのかも思い出せなくなってしまいます。
その直後に悠に胸を撃たれて、死んでしまう玲央(えぇぇぇええええ)
この二人の結末は切ないですが、「真武が最後に愛を伝えたことで玲央の誤解が解け、ついに『つながる』」事ができました。
その意味で彼らは「ハッピーエンド」という声がチラホラありますね。
ややビターではあるけれど、最後まで王子に愛を伝えられず(つながれず)、泡となって消えてしまった人魚姫より、彼らの方がよほど幸せであった事は多分間違いないでしょう。
ケッピの「玲央、真武…今は少し眠るといいケロ」という言葉から察するに、彼らはいずれケッピの力で復活するのかもしれませんね。
…ところで、心底では玲央の事を愛していた真武が何故「判定:欲望」としてカパゾンビになってしまったのか、よく分かりませんでした(^^;)
「私は玲央が嫌いです」と言わせた真武に、玲央の姿で覆いかぶさるカワウソ。前回では「玲央の欲望の化身」みたいな事を言っていたカワウソでしたが、この画面(キャプチャ撮ろうと思ったけど、止めましたw)を見るに、「実はカワウソは真武の欲望の化身だったのではないか?」と思いました。
次回、いよいよ最終回…!
ついに希望の皿(銀)を5枚集めて燕太を蘇生さえる一稀。
希望の皿(銀)は初代セーラームーンに登場した「虹水晶(7つ集まると幻の銀水晶になる)」ですね。
一稀の制止も空しく、誓に化けたカワウソに惑わされ、縁の外側(=絶望の世界)へと行ってしまった悠。
まさかの悠ラスボス⁉
余談
自己犠牲による愛を貫いた人魚姫や絶望は、現在、筆者がレンタルDVDで見ている「魔法少女まどか☆マギカ」でもあったテーマでした。これら二つは創作として最適なテーマなのかもしれませんね。
欲を言えば、「さらざんまいオールスターズ」みたいな感じのギャグ回を一度やって欲しかったな~と思います(誰か私にギャグをくれ!)
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