しゃべる猫キャラクター(ちょっとマイナー?編)

以前「しゃべる猫キャラクター」の記事を作成しましたが、そちらは割りとメジャーなキャラクターたちだったので、今回はちょっとマイナー(でもないかもしれませんが…)な「しゃべる猫」キャラクターたちを紹介します!()内は登場作品名です。

カーヤ≒天邪鬼(学校の怪談)

学校の怪談の画像

オッドアイの黒猫。「しゃべる猫」キャラクターとしては体のシルエットが多分最もリアルですが、しゃべっているのはカーヤ(猫)本人ではなく、カーヤに憑依したオバケの天邪鬼。

主人公、さつきの母親に封印されていた天邪鬼は第一話で復活し、復讐心からさつき達を襲いますが、逆にさつきによって封印されていまいます。その封印先が猫、カーヤの身体でした。(封印先が猫の身体だったのはさつきが狙ってやったワケではなく、たまたま)

そのような経緯もあり、最初はさつきたちの事を敵視していた天邪鬼でしたが、他のオバケの策略により自分もピンチになりかけたことがあり、さつきたちに協力するウチにいつの間にかすっかり人間の事を好きになっていました。

しかし、彼はその名の通り「天邪鬼」なので、好意をおおっぴらに表に出すことは少なく、いつもはなんだかんだ憎まれ口を叩きながらも、「ここぞ」という場面で助けてくれる、いわゆる「ツンデレ」キャラ。

cvはばいきんまんやフリーザでおなじみの中尾隆聖さん。

最終回ではさつきの弟、敬一郎と「母親の命日に一緒に水仙の花を探しに行く」という約束をするほど人間と親しくなった天邪鬼。

しかし、最強のオバケ「逢魔」からさつきたちを守るためにカーヤの身体から抜け出し、敬一郎と交わした約束を守れなかったことを悔やみながら逢魔とともに霊眠(れいみん。オバケを封印するという本作の専門用語)し、カーヤは元の猫に戻ります。

本作は「子供向けのホラーアニメ」という枠にとどまらないヒューマンドラマ的な話もあり、話数が20と短いのが唯一の欠点、と言ってもいいくらいの傑作です。

当時アニメを見ていたけど内容を忘れてしまった人も、今回はじめて知った人も、機会があれば是非見てみてください。ただ、ヒロインがちょいちょいパンチラするので男の子向けではあるかも。

ナメクジ猫(アリスSOS)

ナメクジねこ

顔が猫で身体がナメクジ(?)。翼もないのに常に宙に浮いており、語尾に「~なワケ」と付けて話す、本作のマスコット的キャラクター(多分…)。

主人公、タカシの行く先々に現れては冒険のヒントをくれます。

このアニメは「他の物語の世界に連れ去らわれてしまった『不思議の国のアリス』のアリスをタカシとその仲間たちが連れ戻しに行く」という物語なのですが、ナメクジ猫が一体どこから現れているのかは不明。少なくとも現実世界ではないようですが…。

ハミィ(スイートプリキュア)

ハミィの画像

「プリキュア」シリーズの妖精キャラクターなので「マイナー」ではないですが、思い出したので紹介します。本作はメジャーが善、マイナーが悪というトンデモ構造のアニメだったので、マイナー扱いしたら色々な意味で怒られてしまいそうです。

毎年、戦士とテーマが替わる「プリキュア」シリーズですが、本作はその名の通り「SWEET(甘い)」…ではなく、「SUITE(組曲つまり音楽)」がテーマとなっており、ハミィ曰く「プリキュアには音楽を愛する心が必要」との事。でもそれだったら平凡な女子中学生じゃなくてプロの作曲家や歌手をプリキュアにすればよくね?

cvはセーラームーンを演じた三石琴乃さん。奇しくも「かつて猫のお助けキャラクターに導かれながら世界を救った美少女戦士」が今度は「プリキュアをサポートする猫のキャラクターを演じた」という事が印象的でした。

本作にはもう一匹、セイレーンという黒猫が登場しましたが、そちらは後にキュアビート(プリキュア)として覚醒しました。

ただの偶然でしょうが、白猫と黒猫という組み合わせにやっぱり「セーラームーン」に登場したルナとアルテミスを思い出します。

ふたごのケットシー(ぷよぷよ通、ぷよぷよクエスト)

ふたごのケットシーの画像

ぷよぷよや魔導物語シリーズに登場するシャム猫のモンスター。一匹が話した後にもう一匹が同じ言葉を反芻(はんすう)します。かわいいv(それが言いたかっただけ)。

おわりに

いかがだったでしょうか。

言葉を話せなくても本物の猫が一番かわいいのに間違いはありませんが、物語に登場する「しゃべる猫」に思いを馳せるのも、それはそれでなかなか楽しいものです。

物語に登場する「しゃべる猫」たちを参考に、愛猫がしゃべったらどんな日常になるのかを妄想してみるのもいいかもしれませんね。


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