漫画をWEB持ち込みした結果と感想と反省
読み切り用の漫画をWEB持ち込み(1社のみですが…)したのでその結果と感想と反省の記事です。
なお、WEB持ち込みなのでフィードバックはデジタルテキストでいただいたのですが、それをそのまま載せるわけではありません。
作品紹介
今回WEB持ち込みした漫画はダークファミリー(仮)に登場するガルナの過去を描いた番外編です。
もう少し詳しくご紹介すると、本編では彼の使い魔としてあまり戦力になっていないシュテルンが「何故彼の使い魔になったのか?」というのを掘り下げた話です。
本編の反省点の一つとしてキャラが多すぎるので覚えていないかもしれませんが、シュテルンとはこいつのことです。
いつも通りこのブログに掲載してもいいのですが、「WEB持ち込みでご指摘いただいた箇所を直してから再度漫画賞に投稿しよう、それでもだめならジャンプルーキーに投稿してみよかなー」と今は考えています。
中には持ち込みした段階で担当編集がつく方もいらっしゃるようですが、筆者の場合は残念ながらそれはなかったです。
フィードバック内容
キャラクターとストーリーについて
ありがたいことに、主人公(クレアではなくてガルナですが…)についてはほめていただけました🎉
彼の真面目過ぎる性格だけはちゃんと伝わっておりましたし、そこは「好感が持てる」と書いていただけました。(本編でも彼の性格はクッソ真面目に描いているつもりなのですが、ブログの読者様には伝わっておりますでしょうか…?)
キャラクターの性格は少し極端な方が読者様には伝わりやすいのかもしれません。
…しかし、一方でそれ以外は(つまりストーリー部分は)あまり伝わっていなかったようです。意訳すると「主人公の成長軸が不明瞭に感じた」とのことです。作者としては、全部考えて盛り込んだつもりなのですが、客観的には分かりづらかったようです。
クライマックスが盛り上がりに欠けていることは私もなんとなく分かっていたので、もっと盛り上がる展開を盛り込むのと、彼が具体的にどう成長したのか、彼自身にセリフでしゃべらせてみようと思います。
絵について
持ち込む前は「絵柄が古い」は絶対言われるだろうな~と思っていたのですが、今回は言われませんでした。ただ、全体的に、意訳するとデッサンがおかしい旨を指摘されてしまいました💧 「画力をあげろ」という直接的な表現ではありませんでしたが「模写などして作画の練習を頑張ってほしい」とのことでした。また、「体が表面的に見える」とのことなので、今後はなるべく立体的に見えるように気を付けたいと思います。
漫画制作について
…というわけで、FBいただいた内容をもとに10~20ページくらい追加&修正することになると思います。(元の原稿は表紙込みで32ページです)
今は、ネット環境があれば漫画の作り方についていくらでも無料で学べますし、発表する場も無数にあります。日本の政治には暗い話しかありませんが、「漫画について学んだり発表したりする環境」という面“だけ”を切り取ってみれば最高の時代かもしれません。
インターネットが広まって間もない頃は、ネットを見るにはPCの前にどっしり構えなければなりませんでしたが、今はスマホで電車の中でも布団の上で寝ころびながらでもネットを見ることができます、
…一方で、漫画家志望者を狙った情弱ビジネスっぽいのもあるのでそこは気を付けた方がいいと思います。筆者的には、「ネームの作り方を有料で教えます」みたいな講座には「おいおい💧」と思いました。
「ネーム」というのは、漫画の原稿用紙に描く下書きの前段階ーーノート等に落書きレベルで描く絵やセリフのことです。
「その講座が有料⁉ 嘘だろ⁉」って感じでした💧
上述したように、今はネットで検索すれば漫画を描くのに必要な情報は無数に出てきます。それも現役の漫画家さんや編集さんがyoutubeやブログなどで公開しています。
つまり、わざわざお金を払わなくても、自分のやる気とストーリー案さえあればネームなんていくらでも描けるわけです。
「そのストーリー案が沸かない」というのがネームが描けない最大の障害になると思うのですが、ストーリーの作り方もそれこそ検索すれば無数に出てくるので、自分にあったやり方を実践すればいいと思います。
「それでもストーリーが浮かばない」というのであれば、ペットを飼ってその様子を描くとか、自分の身に起こったできごとを切り出して書くとか、そういうところからスタートすればよいと思います。どうしてもオリジナルが描けないなら二次創作から始めるのも勉強になります(全部筆者もやっていることです)。
そんなわけで、「ネームづくりの講座を有料で受けるのだけはやめとけ」と筆者は思いました💧
どんな内容でもとりあえず一本描いてしまえば、それを持ち込みすればFBがもらえるので、そこから少しずつ改善を重ねていくのがよいと思います。WEB持ち込みなら送料も交通費もかからないので、タダですしね…。
今回の教訓
- キャラクターの性格は、少し極端な方が読者には伝わりやすいかもしれない。
- ストーリーが客観的に見て分かるものか、作者自身には分からないので一度誰かに見てもらうことが大事
- やっぱり作画(画力)も大事
- 体はなるべく立体的に見えるように描く
- 自分のやる気とネット環境さえあれば漫画作りの方法はいくらでもタダで学べる
- ネームづくりの有料講座だけはやめとけ💧
お久しぶりです。
覚えていらっしゃらないかと思いますが、ルイさんがアメブロ時代にぷよクロの記事でコメントをさせて頂いた者です。
7キャラをよく思っていないと発言したNです。
あれからもずっとルイさんのブログや漫画を拝見させて頂いています。
ダークファミリー(仮)も毎回楽しみに読んでいます。
特にソルガル兄弟が好きで、闇帝なのに明るく飄々とした兄者のギャップが素敵です!
持ち込みお疲れ様でした。
シュテルンさん、覚えていますよ。
一人称小生や小柄な見た目が可愛いなと思っています。
ガルナ君も兄者のために健気に行動する姿や、記憶喪失の時も誠実な好青年でしたので伝わっております!
これからも通わせて頂きますね。
Nさん
ご無沙汰しております。コメントありがとうございます&返信に1か月以上お時間がかかってしまいすみませんm(__)m
>ダークファミリー(仮)も毎回楽しみに読んでいます。
ま、マジすか⁉ ありがとうございます☺ 感動のあまりしばらく硬直しておりました(笑)
ソルガル兄弟のことを気に入っていただけて嬉しいです!
仰るとおり「明るい性格の闇属性」というのがソルヴのウリなので、伝わっていて嬉しいです。
シュテルンのことも覚えていただいてありがとうございます。
ガルナの性格も事も伝わっていて嬉しいです~♪
一方で、クレアの描写がかなりおざなりになってしまったことについては猛省しております…。
しばらく投稿作の修正をしていてブログの更新が止まっておりましたが(返信が遅くなったのもこのためです、すみません💦)投稿作の修正が完了したので、またぼちぼちブログの更新を再開したいと思いますので、これからもよろしくお願いしますm(__)m