第一話を描く時に気を付けた事

先日も告知しましたが、筆者オリジナル漫画がpixivにて公開中です!

今回は「第一話」を描くに当たって注意した点を書きたいと思います。

作者が「これはこういう話なんです」というのはあまりよくないと思うので、あくまで「描く時に気をつけた事」の話をします(^^;)

※以下のページ数は表紙と数合わせの白紙を除いたものです。pixivのページ数とは異なります。

まずは1ページ目!

オリジナル漫画1ページ目

「物語は出だしが一番大事」とよく言います。

「劇的な場面を一番最初に描くように」というのは漫画の指南書にはよく書いてあると思います。

で、どうしようか私もやっぱり迷いました(^^;)

漫画よりもアニメに多い印象ですが、時々、割と普通に始まる作品もあるんですよね。「普通」というのは、「日常的な場面」という事です。

例えば、アニメのセーラームーン第一話の冒頭は、うさぎの変身シーンでも戦闘シーンでもなく、朝寝坊して母親に叱られるところから始まります。

その場面からはうさぎが「これからセーラー戦士として強大な敵と果てしない戦いを繰り広げていく」という事は全く予想できません。

ここで言いたい事は、セーラームーンをdisる事ではなく、冒頭に劇的な場面を用意しなくても大ヒットする作品も世の中にはあるのだという事です。(私もセーラームーンが大好きです)

だから私も「クレア(主人公)が普通に学校に登校する場面から始めようかな…その方が話の流れとしてもスッキリするし…」という事も考えましたが、やっぱり少しでも読者様の気を引きたいと思ったので、初っ端から謎の存在と出逢う場面を用意してみました。

2ページ目

2ページ目。魔法学校に登校するクレア。ここから彼女の運命が少しずつ狂っていく…

魔法学校の外観もイマイチうまく描けていないので、再登場する時には少しデザインが変わっているかもしれません(^^;)

3ページ目

3ページ目

魔法学校での授業風景。世界観の説明がメイン

3ページ目は授業風景であり、作品世界観の説明ページになっております。

「初っ端から世界観の説明を全部読まされるのは読者にとってはダルイだろう…」と思った為、必要最低限にしてみました。

以前、出版社に漫画を投稿した際に、「ごちゃごちゃした設定を説明するのにページの多くを使わないように」と辛らつなコメント貴重なアドバイスを頂いた事があります。

説明不足もいけませんが、説明し過ぎもよくないようです。創作は難しいですね(^^;)

8ページ目

8ページ目。魔法を使うキララ(主人公の友達)

教室での授業風景その2。

魔法の実践…なんですけど、「魔法の実技を専用の試験場等ではなく普通に教室内でやるとは大胆な学校ですね」と読者様からコメントを頂きました。その発想はありませんでしたが、言われてみれば、そうかもしれないですね(^^;)

その点も含めて次回から「魔法学校の補強工事をした」という事にして、学校の外観そのものを少し変えようかな~という事も今ちょっと考えています。

22ページ目

22ページ目

魔法攻撃を受ける魔女

魔女のデザインはとにかくグラマラスにしたかったんですが、後々年齢制限的なものに引っかかりそうな気がするので、「次回から少し自重しよう…」と思いました(^^;)

また、魔法の技名を本当は「ホーリーレーザー」と「ヘヴンレイ」にしたかったのですが、それだと思いっきりぷ●ぷ●のパ●リになるので、やめました(^^;)

他にも苦心した点はあるのですが、今回はこの辺で!

興味を持って頂いた方は是非、目を通して頂けると、嬉しいです!(こちらから飛べます)

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第一話を描く時に気を付けた事” に対して 2 件のコメントがあります

  1. イクリプス より:

    欲を言えば、序盤の時点で
    主人公と友達のキララが昔からの友達らしく
    仲の良い描写が欲しかったとは感じました
    それが描かれていた方が、その後の展開の悲しさが強く伝わるはずですからね
    ページ数や話のテンポ等調節が難しい部分はあると思いますが・・・
    この意見も今後の参考にしていただけるとありがたいです

    1. 秋之ルイ より:

      イクリプスさん
      こんにちは。いつも応援ありがとうございますm(__)m

      クレアとキララの友達描写→確かにもうちょっとあった方が良かったかもしれませんね(汗)
      しかし女同士の友情というのは儚いものなんですよ(ええっ!?)

      キララとクレアの仲良し描写は、第一話で描けなかった分、いつかちゃんと描きたいと思います。

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