コロナウイルスの情報まとめ

メディアでは連日、新型コロナウイルスの情報が盛んに報道されていますね。

その影響でマスクの買い占め騒動が起こったり政府が直々に学校を休校するよう要請を出したり、大規模イベントの中止がされたりしました。

この記事ではコロナウイルスの情報についてまとめたいと思います。

そもそもウイルスとは?

地球で最小の生物…と言いたいところですが、ウイルスが生物なのか無生物なのかは未だに意見が割れているそうです。何故ならウイルスは他の生物とは違う特徴が3つあるからです。

  1. 通常の生物の細胞は不規則な形をしているが、ウイルスの細胞は規則正しく並んだ幾何学的な形をしている。
  2. ウイルスは栄養の摂取や排せつ、呼吸といった新陳代謝を一切行っていない。
  3. 通常の生物は自力で自己複製できるが、ウイルスは他の生物の細胞に寄生しないと自己複製できない。

1と2だけならウイルスはただの物資に過ぎませんが、3がある故にウイルスは厄介な存在、というワケです。

そんな未だに謎の多いウイルスが初めて発見されたのは1890年代。ロシアの研究者、ディミトリ・イワノフスキーが、タバコの葉を黒く染める「タバコモザイク病」を引き起こすウイルスの存在を突き止めました。

参考文献:生物と無生物の間(著者:福岡伸一・講談社現代新書)

ウイルス=無条件に悪さする、は間違い

連日の報道を見ていると、ウイルスが身体に入ると無条件に病気になるような印象がありますが、そんな事はありません。

ウイルスには自然ホストと言う、適合した宿主が存在します。自然ホストに寄生(感染)しているウイルスは悪さをしません。

ウイルスが病気を引き起こすのは、自然ホスト以外の生物の身体に入ってしまった時です。他の生物に寄生しないと増殖できないウイルスにとって、宿主を病気にして死なせてしまう事は、本来得策ではありません(宿主が死ぬと寄生していたウイルスも死んでしまう為)。宿主になるべく被害を与えないよう寄生するのがウイルスにとっては得策なのです。

現代は環境破壊や交通網の発達によってウイルスが自然ホスト以外に寄生(感染)しやすい状況になっており、これが問題(パンデミック)を引き起こしています。

その名はCOVID-19(コビッド・ナインティーン)

肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの正式名称はCOVID-19(コビッド・ナインティーン)。

「中国が製造したバイオ兵器」というウワサも存在しますが、真相は定かではありません。

いつぞや騒動になったSARS(肺炎を引き起こす)もコロナウイルスの一種です。SARSも発症の地は中国でしたよね。やめて欲しいです…。

何故こうも中国から新型ウイルスがやって来るのかというと、これは池上彰の番組で放送していたのですが、中国では色々な生物を市場で生きたまま取り扱い、客から要望があったらその場で殺すのだそうです。

上述の通り、ウイルスは自然ホストに感染している間は悪さしませんが、それ以外の生物に乗り移ると病気を引き起こします。色々な生き物を市場で取り扱っている中国は、それだけウイルスが自然ホストから人間に感染しやすい状況が整っているというワケです。トホホ…。(だから日本でも、輸入動物をペットとして狭い部屋で飼うのは止めた方がいいです)。

マスクでウイルス感染は防げない

マスコミが連日煽ることもあって、パンデミックの様な状態になり、品薄が続くマスクですが、残念ながらというべきか否か、マスクでウイルスの感染は防げません。目の粘膜から感染してしまうからです。

…そもそも、ウイルスはマスクの繊維より小さい為、マスクをすり抜けてしまうという説もあります。

既にウイルスに感染している患者が飛沫が周囲に飛び散らないよう配慮するためのマナーとしてマスクを着用するのならともかく、健康な人がマスクを着用しても予防としての効果は期待できないという事です。

マスクの購入を巡って暴力沙汰のケンカになった事件も起こったそうですが…ウイルスよりそちらの方が、怖いと思います。

※筆者もマスクは着用していますが、理由は花粉症対策と防寒対策の為です。

特攻薬はないが心配はいらない

新型コロナウイルスには「特攻薬がないから恐い」という話もありますが、安心しで下さい。あなたも私も「治す薬が存在しない病」を克服して今、生きています。

それは何かというと、風邪やインフルエンザです。

医者に行くと風邪薬やインフルエンザの薬を処方されますが、それらはあくまで「症状を抑えるための薬」であって、「病気を治す薬」ではありません。また、タミフルは「インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬」であって、ウイルスを殺す薬ではありません。

風邪やインフルエンザを治す薬は、この世に存在しないのです。

では私達はどうやって風邪やインフルエンザを治したのでしょう。…はい、もうお分かりですね。自分の免疫力で、つまり、自力で治したのです。

病気というのは本来、自分の免疫力で治すものであって、薬で治すものではないという事です。

薬やワクチンが無条件にいいものだと思うのはやめろ

マスコミが連日のように新型コロナウイルスの報道をするのは何故か? 人々の不安を煽った方が儲かるからです。「安全です」というニュースより「危険です」というニュースの方が、注意して聞きたくなるでしょう?

ついでに言っておきますが、インフルエンザワクチンは打つな。

病気になった時に(症状を和らげるための)対処として飲むのが薬ならば、ワクチンはそもそも病気を予防するために打つものですが…。

インフルエンザにワクチンは効きません。理由は2つあって、その年に流行する型を予想してワクチンを製造しますが、本当に予想通りの方が流行するとは限らないからです。(打ったワクチンと違う型のインフルエンザウイルスに感染した場合は効果なし)。また、ウイルスの変異は速いので、ワクチンを製造している間に変異して、ウイルスが効かない型になってしまいます。

では何故効かないワクチンが打たれ続けているのかというと、その方が製薬会社が儲かるからです。

「効かない」だけならまだしも、自分のお金も減りますし、副作用の恐れもあります。ワクチンを打って健康を保つはずが、返って健康を害してしまう危険もあるということです。

(こうして考えると、ウイルスなんかより、経済至上主義の人間社会の在り方の方が、よほど恐いと思いませんか?)。

打った方がいいワクチンもあるので、ワクチン=悪ではないですが、ワクチンで全ての病気を防げると思い込んで何でもかんでも打つのはやめましょう。

大事なことなのでもう一度いいます。インフルエンザワクチンは打つな(今年打ってしまった人は、来年からは打たないで下さい。予防は、手洗いや換気・湿度の調整などでしましょう)。

COVID-19で亡くなっているのは高齢者

連日のニュースを見ていれば分かりますが、新型コロナウイルスCOVID-19で亡くなっているのは、高齢者です。何故高齢者が病気で亡くなるのかというと、免疫力が落ちているからです。しかし、COVID-19だけが特別恐いウイルスかというというと残念ながらそんな事は無く、毎年インフルエンザでも高齢者は亡くなっています。

こう言っては身もフタもないですが、高齢者が病気で亡くなるのは、ある程度は仕方のない事です。

勿論筆者も、たとえ死ななくても病気で苦しむこと自体が嫌ですが、生きている以上、病気になるのは(なるべく避けるに越したことはありませんが)ある程度は仕方のない事です。

二千年前に釈迦が「生老病死」を唱えたように、生きている以上、老いるのも病気になるのも死んでしまうのも宿命みたいなもので、ある程度は仕方のない事です。

あなたが高齢者or高齢者と濃密に接触している人なら注意が必要かもしれませんが、そうでないのなら過剰に反応する(恐がる)のはやめましょう。

予防は手洗いやアルコール消毒で。つまり、いつもと変わらないです。ちなみにうがいするよりも、こまめに水分補給をしてノドを洗い流した方が効果があるそうですよ。

まとめ

  1. ウイルスが生物なのか無生物なのかは未だに不明
  2. ウイルスは自然ホストに感染している間は病気を引き起こさない
  3. ウイルスは自然ホスト以外に感染すると病気を引き起こす
  4. 新型コロナウイルスの正式名称はCOVID-19(コビッド・ナインティーン)
  5. マスクでウイルス感染は防げない
  6. COVID-19の特攻薬はないが心配はいらない
  7. 風邪もインフルエンザも「治療する薬のない病」だが、私達はそれを治して生きて来た
  8. 病気とは本来、薬ではなく、自分の免疫力で治すもの
  9. インフルエンザワクチンは打つな
  10. 不安を煽って来るメディアや製薬会社に踊らされて、薬やワクチンが無条件にいいものだと思い込むのをやめろ
  11. COVID-19で亡くなっているのは高齢者。
  12. COVID-19だけが特別恐いウイルスかといえば、そんな事はない。
  13. 身もフタもないが、生きている以上、生老病死はある程度は仕方がない。
  14. 予防は大切だが、病気を必要以上に恐がらない。

参考文献:ウイルスと感染のしくみ(著者:生田哲、サイエンス・アイ新書)


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