女性の貧困報道について思う事
昨日テレビで「コロナ禍で解雇され風俗で働かざるを得なくなった女性」の報道をしていた。
取材に応えた女性は、「贅沢がしたいわけじゃなく、普通に生活するために仕方なく風俗で働いている」というような事を述べていたが、そこまで困窮しているのだったら「いっそのこと生活保護を申請すればいいのに」と思う。
しかも頼みの(?)風俗もコロナの影響で客が減っていてピンチ、という不毛な内容である。
テレビも「経済的に困窮したら迷わずに生活保護を申請しましょう」と言わないあたり、貧困問題を解決する気はなく、「コロナ禍で困窮した女性」をダシに視聴率を稼いで自分達の懐が潤えばそれでいいのだろう。(そもそも生活保護の悪いイメージを作ったのもマスコミだしね)。
テレビを見ていると「貧困女は風俗で働け! それ以外に道はない」と脅迫(=洗脳)されているように感じる。
勿論、好きで風俗で働きたいのなら止めはしないが、「生活のために」「仕方なく」風俗で働いている女性には「生活保護を申請してみてはいかがでしょうか」と提案したい。
「生活苦から風俗で働いている女性」がいることは事実かもしれないが、それをテレビで報道してしまうと、「女性は生活が苦しいのなら風俗で働く」が当たり前の価値観になってしまいそうで、怖い。
そういう価値観を払拭する為にも、今生活苦を理由に風俗で働いている女性には、生活保護を申請して頂きたいと思う。