ジュマンジあらすじ

いじめれっこのアランはある日ジュマンジというボードゲームを見つけ、サイコロを振った。すると駒が勝手に動き出し、彼はジャングルの中に捕われてしまい、行方不明者となる。その場に居合わせたガールフレンドは逃げたものの、その事で精神を病んでしまう。それから26年後、両親を失った姉弟がジュマンジを見つけ、サイコロを振ったことでアランは現実世界に帰還する。

姉弟とアラン、彼のガールフレンドはジュマンジがもたらす災厄を終わらせるため、ゲームクリアを目指す。果たして彼らの運命は…？

感想

ジュマンジの2作目であるウェルカムトゥジャングル（以降2作目で統一）が面白かったので初代ジュマンジも見てみましたが、微妙でした。

まず、主人公達に災厄をもたらすボードゲーム「ジュマンジ」が何故存在するのかが作中では全く語られないため、何故ジュマンジが現実世界で次々と超常現象を起こせるのかも謎だし、「クリアするまで酷い目に遭い続ける」ジュマンジを主人公達が何故必死こいてクリアしようとするのかも謎でした。

一応、ジュマンジをクリアした後はアランは元の時代に子供の姿のまま帰る事ができ、ガールフレンドとも結ばれ、一緒にジュマンジをプレイした姉弟の両親が死ぬ運命も回避できたのでめでたくハッピーエンドになるものの、それはあくまで結果論であって、食虫植物（食人植物!?）に食われそうになったり銃を持つハンターに何度も襲われたりと何度も死にそうになりながらジュマンジを必死こいてクリアしようとする彼らにいまひとつ感情移入できなかったのでした💧

冒険やゲームというより、パニック・ホラー映画好きな人向けの内容なのかもしれません。

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2作目：ウェルカム・トゥジャングル感想

2作目でも相変わらずジュマンジが存在する理由が語られないものの、ゲームの舞台は現実世界ではなく、ジュマンジが生み出したVR世界になっており、主人公達には残機が設定され、ゲーム中に死んでも残機が残っている間は復活できるという、大分ゲームらしい展開になっていました。

VR世界ならばその創造主であるジュマンジが次々とイベントを起こせることに説得力がありますし、そこに閉じ込められた主人公達は現実世界に帰るためにジュマンジをクリアしようとします。

特筆すべきは、ジュマンジの世界に捕らわれた主人公達が、現実の自分とは全く違う姿になってしまった事です。

気弱な少年はマッチョなイケメンに、自信のある美少女は中年のぽっちゃりオヤジに、内気な少女はイケイケな美少女になってしまい、彼らは本当の自分とゲーム内のキャラクターとしての自分とのギャップに戸惑うのですが、ジュマンジをクリアするため、頑張ってゲーム世界の自分になりきります。この過程が面白かった。

そんなワケで「ジュマンジは初代より2作目の方が面白いと思った」という話でした。2作目はゲームが好きな人にはオススメの映画です。

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